準急「かいもん」のヘッドマーク

 

九州鉄道記念館戸畑分館(125)

準急かいもんは昭和34年9月のダイヤ改正で誕生しました。当初は博多・西鹿児島間を1日1往復していました。当時、特急はやぶさよりも早いスピードで運行されていました。昭和35年には2往復体制に増便され、さらに指宿枕崎線の山川まで延長されました。ヘッドマークのデザインは別名薩摩富士と呼ばれる開聞岳と丸に十の字の島津家の家紋を配したものとなっています。本院ではこの当時の準急かいもんのヘッドマークを大切に保存しております。