九州鉄道記念館戸畑分館(81)

勝田線1

旧国鉄勝田線の行先板

旧国鉄勝田線は、博多区の鹿児島本線吉塚から分岐し、糟屋郡宇美町の筑前勝田まで13.8kmを結んでいました。勝田線は1919年(大正8年)に全線開業しました。博多 – 吉塚 – 志免 – 酒殿 – 香椎- 博多間でデルタ線を形成しており、初期の特急「かもめ」の方向転換にも使用されたことで有名です。この行先板は終点の1つ手前の駅「宇美」行のものです。宇美駅は勝田線と香椎線にありましたが、それぞれが200mほど離れていました。また、宇美は安産の神様、宇美(産)八幡宮があることでも有名です。勝田線は国鉄末期に第一次特定地方交通線に指定され、惜しまれながらも1985年(昭和60年)4月1日全線廃止されました。本院では、この勝田線の行先板を大切に保存しています。

年表[編集]