九州鉄道記念館戸畑分館(85)

万博サボ

1970年大阪万博時の行先板:阪急千里線

先日、「2025年再び大阪で万博を」という広告を新幹線の車内で見つけました。前回の大阪万博が行われた1970年(昭和45年)から48年がたちました。本院の院長は当時4歳でした。万博会場のすぐ近く南千里に叔父叔母が住んでいましたので、何度も会場に足を運びました。エキスポランドに展示してある旧九鉄のクラウスの機関車がいつもお目当てでした。現在、この機関車が本院のトレードマークの原型になっています。今日ご紹介する行先板は当時阪急千里線で使用されていた貴重な行先板です。大阪万博の懐かしいマークが配してあります。北千里行になっているのは、万博西口駅が南千里と北千里の間に設置され千里線の終点が北千里であったためです。また、当時ほかの阪急の線区では表記されていなかった英語表記も付されています。

追記 本投稿直後の6月18日、大阪府北部地震が発生いたしました。犠牲になられました方々のご冥福をこころからお祈りいたします。また、お怪我をなさった皆様のご快癒と被災地の一日も早い復興を祈念いたします。合掌