九州鉄道記念館戸畑分館(10)

区名板

区名板

「砲金製 区名板」

国鉄時代、鹿児島工場が検修を受け持つ蒸気機関車には砲金製の区名板(所属機関区を示す表示)が装備されていました。南延岡(延)、宮崎(宮)、鹿児島(鹿)、吉松(吉)人吉(人)出水(出)志布志(志)、都城支区(都)の各機関区がその対象でした。他の機関区では琺瑯製、またはペンキ塗りの区名札が装備されていましたので、この砲金製区名板は特異な存在でした。